TOEIC700点といえば、ビジネスでは社内評価につながる点数だったり、大学生は就職活動で有利になる点数といわれるほど、一定の評価基準になることが多いスコアです。
しかし届きそうで届かないのが700点の壁でもあります。
本記事は2か月間で570点から770点の200点アップに成功した筆者ナオミの体験談をもとに、TOEIC700点以上を目指すあなたに向けておすすめの勉強法や参考書を紹介します。700点を確実に突破するための方法を一緒に確認していきましょう!
TOEIC700点のレベル
TOEICは2時間で200問の問題を解くテストで、リスニングセクションとリーディングセクションの2種類の科目で構成されています。TOEICの結果はスコアで表示されて、最低スコアは10点、最高スコアは990点です。
日本人のTOEIC受験者の平均点は580点台で、700点以上は全体の30%といわれています。
TOEICの公式見解によると、730点以上のスコアを持つ人は正確さに個人差はあるものの通常の英会話を完全に理解できて、特定分野の話題でも適切なコミュニケーションができる力を持っているレベルです。
TOEIC700点を取るために必要な勉強時間
700点取るために必要な勉強時間は、自分が今どれくらいのスコアかによっても大きく変わってきます。
例えば今のスコアが平均の580点なら、700点取るために400時間程度の勉強時間が必要ともいわれています。1日に3時間勉強すると133日、月にすると4ヶ月ちょっとです。しかし、スコアを上げるのに大事なのは合計の勉強時間ではなく、1時間でどれだけ内容の濃い勉強を効率的にできるかです。
上記画像は実際に私ナオミが受験した際のスコア表です。この時は2ヶ月ほどの勉強期間で前回の570点から200点アップさせることができました。
私は「1日○時間勉強する」と決めてしまうと、その目標がプレッシャーになって勉強が続かなくなる性格なので、忙しくて勉強時間が取れない日は無理せず電車のスキマ時間を使って復習したり、休日の時間のある時にまとめて苦手なパートや過去に間違えた問題を何度も繰り返し勉強しました。770点を取った時は2ヶ月の準備期間で1日平均2〜3時間程度の勉強時間でした。
極端な話、400時間勉強したからといって必ず700点以上のスコアを取れるということではありません。私たちの目標はスコアを上げることであり、勉強時間は結果として後からついてくるものだと考えます。
特に社会人は1日に2時間〜4時間といったまとまった勉強時間を毎日取ることは現実的に不可能に近いです。TOEICの対策勉強で寝不足が続いた結果、体調を崩したり仕事に悪影響を及ぼしてしまったら元も子もないですよね。
TOEIC700点突破するためのおすすめの勉強法
以下、筆者の経験からTOEICスコア700点以上を取るためのおすすめの勉強法を紹介します。
- 忙しくても毎日最低2時間は勉強する
- 一つの問題集を使い込む
- スキマ時間に英語を聞いてリスニング力をつける
- 過去にミスした問題は徹底的に覚える
シンプルな勉強法ですが、筆者はこの勉強法を2ヶ月間続けたことでTOEICスコア770点を取ることができました。
一番大事なことは試験当日まで毎日継続して勉強をすることです。私はどんなに忙しい日でも最低2時間はTOEICテストの対策を行なっていました。しかし、この2時間はまるまるすべて机に向かっていた時間ではありません。
スキマ時間でTOEICの勉強をする
私は毎日の電車や移動中のスキマ時間を使って、コツコツをTOEIC対策を続けていました。私は関東郊外に住んでいるので、都内までの電車の移動時間はいつも1時間半程度かかります。この時間を有効活用して、毎日リスニング問題のシャドーイングを行なったり、語彙力をつけるために英単語や熟語表現の暗記をしていました。
通勤通学や移動中以外にも、スキマ時間は私たちの毎日の生活の中に転がっています。例えば、お昼の休憩時間やコンビニのレジ待ちの時間、待ち合わせで誰かを待っている時、歯磨きをしている最中や寝る前の数分間など。
こういったスキマ時間をすべて寄せ集めることで、どんなに忙しい人でも1日に2時間ほどはTOEICテストの勉強時間に費やすことができるはずです。
TOEICの勉強に使う参考書は厳選する
またTOEIC対策の参考書や問題集は、あまり多くの種類を買わないのがベターです。特に短期間でTOEIC対策をする場合は、複数の参考書に手をつけてしまうと、情報量が多すぎて不完全燃焼のまま試験当日を迎えてしまう可能性が高いです。
参考書や問題集といったTOEIC対策本はまずは一冊を徹底的にやりこみつつ、苦手パートがあれば別冊で集中的に勉強するくらいがおすすめです。新しい対策本を買うタイミングとしては、今使っている問題集の過去に間違えた問題を完璧に解けるようになった頃を目安にするのがおすすめですよ!
おすすめの参考書と単語帳
TOEIC700点の壁を越えたいあなたに筆者が実際に愛用したおすすめの参考書・問題集、単語帳を紹介します。
はじめて受けるTOEICテストパーフェクト問題集
桐原書店出版のTOEIC問題集です。スコア200点アップを達成して770点を取った時、実際に使っていた問題集です。3年くらいずっと繰り返し愛用していました。むしろこの一冊しか使ってないといっても過言ではありません。
中身の問題も実際のTOEIC試験の内容に近づけて作られているので、リスニング・リーディングの全てのパートを全体的に把握して時間配分に慣れる練習をするにはもってこいの参考書です。専用の付属CDをウォークマンやスマホに入れれば、どこでもリスニング問題の聞き取り練習をすることができますよ。
TOEICの勉強を効率的にやるなら、リスニング用の耳を早くから作っておくことが重要です。たとえ流し聞きでも、問題を1分以内に解かなければいけないTOEIC特有の時間感覚を養うことができるのでおすすめです。
TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ
金のフレーズは神戸外語学院講師・TEX加藤氏が手がけた人気のTOEIC対策の単語帳です。2017年に改訂版が発売され、現在は40万部を突破しています。
この単語帳は「金のフレーズ」というタイトルの通り、単語を一つのフレーズで暗記することができるのが最大のメリットです。単に英単語が羅列しているのではなく、実際のTOEIC試験に近い穴あき問題の形でよく出る単語やフレーズをそのまま暗記することができます。
また専用のアプリをダウンロードすれば音源を聞きながら各フレーズを学べるので、通勤時間や待ち時間などのスキマ時間を使って簡単にボキャブラリー対策ができますよ。
金のフレーズの特徴やおすすめの使い方について詳しく知りたい人は、下記の記事をチェックしてください!
短期間でTOEIC700点を取るための勉強法
TOEIC700点を短期間で確実に取るためのおすすめの勉強方法を紹介します。
問題集や参考書、単語帳と併せて使うことで、700点の壁を越えるスキルを身に付けることができますよ!
スタディサプリはリクルートによるTOEIC対策の勉強アプリです。スタディサプリではTOEIC990点満点を何度も連発することで有名な英語講師・関正生先生の解説動画が140本も収録されていて、効率よく問題を解くテクニックや各パートごとの攻略方法を解説してくれます。
スタディサプリは一つの解説動画が3分からと非常に短いのが特徴です。そのため通勤時間の電車の中やお昼休み、コンビニのレジ待ちなどのスキマ時間に簡単にTOEIC700点をクリアするための文法知識や攻略法を学ぶことができますよ。
スタディサプリは家に帰ると疲れて勉強する気がなくなってしまう人にもおすすめです。なぜならこのアプリを使えば、机に座って問題集やノートを開く必要はなく、ご飯を食べながらや歯磨きをしながらでもスマホ一つあればどこでもTOEIC対策ができるからです。
実際の利用者からは、1ヶ月で505点から755点に250点アップしたという報告もあります。スタディサプリは自分が演習問題で間違えたポイントを繰り返し復習できるので、自分の苦手ポイントを客観的に把握して確実にスコアアップ方法で繰り返し学ぶことができますよ。
最もお得な12か月パックなら1日66円〜利用できるので、毎日の通勤・通学や帰宅後のスキマ時間を今よりも有効活用して、TOEIC700点以上を獲得するスキルを身につけましょう!
今なら期間限定ですべての機能が7日間無料で体験できます!スタディサプリを体験した人だけが実践できるTOEICの攻略法を知りたくありませんか?期間限定キャンペーンはいつ終わるかわかりません!今すぐ申し込みましょう!
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
本記事ではTOEIC700点以上を目指す人のためのおすすめの勉強法を紹介しました。
上記の方法を実践すれば、仕事でまとまった勉強時間がなかなか取れない人でも、短期間で700点を目指すことができますよ。
継続は必ず力になります!スキマ時間を活用した効率的な勉強法で一緒に700点の壁を越えましょう!