とにかく時間勝負のTOEICのリーディングセクション。TOEICを初めて受けた時は、時間が足りなくて必死に最後を全て適当にマークしたという人も多いのではないでしょうか。筆者もその一人です(笑)
リーディングセクションの点数を上げるためには、TOEIC特有の時間感覚を身に付ける必要があります。練習を重ねれば、最後の回答まで根拠を持ったマークを塗りつぶせるようになりますよ!
本記事ではTOEICのリーディング点数を上げるコツと時間配分、おすすめのTOEIC勉強法について紹介します。苦手なリーディングを効率よく対策する方法を一緒に確認していきましょう!
TOEICのリーディング問題をすべて解くための時間配分
TOEICのリーディングセクションでは、制限時間75分で100問を解かなければいけません。TOEICは非常に時間にシビアな試験ですが、800点を狙うなら最後の問題までたどり着く必要があります。
そこで重要なのが時間配分です。
以下、75分間で100問のリーディング問題を解くための理想的な時間配分をまとめました。
リーディングパート | 解答時間の目安 |
---|---|
パート5(全30問) | 10分〜15分 |
パート6(全16問) | 5分〜10分 |
パート7(シングルパッセージ) | 30分 |
パート7(ダブルパッセージ) | 25分 |
TOEICリーディングのパート5とパート6の攻略法
パート5とパート6は、いかに短時間で解いてパート7の時間を確保するかが重要になります。理想的な時間配分はパート5とパート6を15分〜20分以内に解き終わることです。問題にもよりますが、1問30〜40秒でテンポよく解いていくのがコツです。
練習を重ねればサクサク解けるようになるので、20分以内に解き終わるのはそこまで難しくありません。なぜなら特にパート5では英文法の穴埋め問題なので、文法が理解できていればパッと見の3秒で解けるラッキー問題があるからです。ラッキー問題とは必然的に動詞の原型や過去分詞しか当てはまらないような問題です。文法さえわかっていれば文章をすべて読む手間が省けるので時間の短縮をすることができますよ。
このようにリーディング問題には文法を正しく理解していればすぐに解ける問題も存在しているので、パート5とパート6は合わせて16分前後で解き終えることが理想的です。
TOEICリーディングのパート7の攻略法
パート7は全部で54問あり、計55分以内に解くことが目標です。つまり、パート7は1問1分以内に解き終えることを意識しましょう。
またパート7の解く順番は最後のダブルパッセージから解き始めて、次にシングルパッセージに移るのがおすすめの方法です。なぜならシングルパッセージは解答に時間がかかる難問が含まれていることが多く、そこでつまずくと全体の時間配分を誤ってしまうリスクがあるからです。
例えば”What is suggested about A?”,”What is implied about B?”のように、選択肢の一つ一つを吟味してその根拠となる部分を文章中から見つけ出す作業が必要になる問題があります。
“What is NOT true (mentioned) about Mt.Fuji?”のようなNOT問題も同様です。
設問の文章内容が頭に入っていてすぐに消去法で解ける場合などはいいのですが、ほとんどの場合はポイントを捉えて読み直し+選択肢との照合が必要になるため、比較的時間が取られる問題だと認識してください。1問3分以上かかりそうなら、適当にマークして次に進む決断をしましょう。時間のかかる問題は捨てる勇気を持つことが大事です。次に出てくる解きやすい問題を確実にクリアしましょう!
TOEICのリーディングセクションを攻略する解き方
リーディングセクションでは75分間の制限時間の使い方は自由です。つまり問題を解く順番も自分のやりたいパートから進めることができます。最初のパート5からではなく、最後のパート7から問題を解き始めることも可能です。
一例として、筆者が実践するおすすめのリーディングの解き方の順番を紹介します。
- パート5
- パート6
- パート7(ダブルパッセージ)
- パート7(シングルパッセージ)
はじめにパート5とパート6を計20分以内にサクサク終わらせます。このパートはリズムよく淡々と終わらせることがコツです。
パート7は上記でも説明した通り、ダブルパッセージを先に着手します。シングルパッセージの難問に時間を取られる前にダブルパッセージの問題を優先して解きましょう。
また個人的には、より集中力が必要なダブルパッセージを先にクリアすることで精神的に楽になると考えています。シングルパッセージで消耗した後により重いダブルパッセージが来ると、精神的に焦ってしまって集中力が鈍ってしまうような傾向があると考えます。
ぜひ実際の問題集を使って時間を測りながら、どのパートから攻めたら解きやすいか探ってみてください!
TOEICリーディング対策のおすすめの単語帳と問題集
リーディングスコアを底上げするのに効くおすすめの単語帳と問題集は以下の通りです。
キクタン TOEIC TEST SCORE 800
「音声を聞くだけで英単語を覚えられる単語集」をコンセプトに作られたアルク出版のキクタンです。TOEICスコアの目標ごとに単語帳が作られていて、現在はTOEIC500点、600点、800点、990点対策向けの単語帳がそれぞれ出版されています。
英単語を覚えるのは一見地味な勉強法ですが、語彙力のレベルを上げるためには必須のプロセスです。特に英単語の勉強成果はリーディングセクションのパート5に顕著に現れます。パート5は穴埋めの文法問題なので、単語の意味がわかればすぐに解ける問題が多々あります。
1問をいかに短時間で正確に解くかが、リーディングスコアを上げるために非常に重要になってきます!
さらにキクタン TOEIC TEST SCORE800の特徴やおすすめの使い方についてもっと知りたい人は、下記の記事をチェックしてください!
公式TOEIC Listening & Reading 問題集
2016年に改訂された新形式問題に対応している公式問題集です。TOEIC L&Rの制作元であるEducational Testing Service(ETS)が、本番のTOEIC L&Rと同じ制作方法ですべての問題を書き下ろしした問題集です。
この公式問題集には練習テストが2回分(計400問)収録されていて、付属CDのリスニング音声は本番と同じ公式スピーカーが担当しています。常に本番の試験を意識しながら、リーディング・リスニングともにTOEIC対策ができることが大きな魅力です。
TOEICは出題傾向や癖が変わることが多々ありますが、公式問題集を使えば最新の問題の傾向を掴んで対策することができます。リーディングスコアを上げるなら、繰り返し練習用に一冊は持っていたい問題集です!
公式TOEIC Listening & Reading 問題集3の特徴やおすすめの使い方について詳しく知りたい人は、下記の記事をチェックしてください!
TOEICのリーディング点数を上げるおすすめの勉強法
TOEICのリーディングの点数を確実に上げるためのおすすめの勉強法を紹介します。
特に短期間で確実に点数を上げたい人は必ずチェックしてください!
本記事で紹介した時間配分の攻略法や問題集や参考書、単語帳と一緒に活用することで、なかなか上がらないリーディングスコアを確実にアップさせる英語スキルが身につきますよ!
スタディサプリはリクルートによって開発されたTOEIC対策用のアプリです。TOEIC990点満点を何度も獲得したことで有名な英語講師・関正生先生の特別解説が140本も動画で収録されていて、TOEICの問題を効率よく解くためのテクニックや各パートごとの攻略方法を解説してくれます。
スタディサプリの大きな特徴は一つの解説動画が3分からと非常に短いことです。そのため通勤時間の電車の中やお昼休み、コンビニのレジ待ちなどのスキマ時間にいつでも簡単にTOEIC対策の勉強ができます。
また文法や英単語を約1分間で3問〜10問ほど確認できるテストもあるので、1問を数秒で解くというリーディングセクションに必要な時間感覚を簡単に養うことができます。少ない制限時間で多くの問題を解かなければならないTOEICだからこそ、短時間のスキマ時間を活用した勉強法が試験当日に効果を発揮します。
実際の利用者からは、スタディサプリの勉強法で250点スコアアップしたという報告もあります。スタディサプリは効率的に問題を解くテクニックの他、自分の苦手ポイントを客観的に把握することができるので、独学では気づかなかった攻略法を身に付けることができますよ。
スタディサプリを使えば家に帰ってからノートと参考書を開いて勉強する必要がないので、疲れた状態で帰宅してもご飯を食べながら、ねっ転がりながらでもいつでも気軽にTOEIC対策ができます。最もお得な12か月パックなら1日66円〜利用できるので、毎日の通勤通学や帰宅後のスキマ時間を有効活用して、リーディングスコアを上げるスキルを身につけましょう!
今なら期間限定ですべての機能が7日間無料で体験できます!スタディサプリを体験した人だけが活用できるTOEICの効率的な解き方を知りたくありませんか?期間限定特典はいつ終わるかわかりません!今すぐ申し込んで対策を始めましょう!
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
本記事ではTOEICのリーディング点数を上げるコツと時間配分、おすすめの勉強方法を紹介しました。
TOEICのリーディングは時間配分の感覚を身に付けることが攻略の第一歩です。忙しい時こそスキマ時間を活用して、効率的に英語スキルを高めましょう!
TOEICスクールやTOEICアプリも併用することでさらにスピーディーにリーディング点数を上げることができます。TOEIC目標スコアを目指してスキルアップしましょう!